本年のほうろく灸のご案内を申上げます
当寺の伝統である年に1回のみ行われる この祈祷行事は
土用丑の暑気払い・頭痛除けとして毎年各新聞・NHK等メディアで紹介され広く知られております
ほうろく灸とは昔 武将が暑さ負けした際に兜(カブト)の上から灸を据え たちまちスッキリと頭が晴れ 全快したことに由来しております
当寺では明治より続く伝統行事として 毎年 東京方面をはじめ 近郷近在からの参詣で早朝からにぎわいが続きます
素焼きのほうろく皿を頭に乗せ、頭のツボである百会(頭頂)にもぐさの灸を据え 身体健全・病気平癒を祈願することにより 暑さ負けや頭痛の病に効能あらかたと伝えられています
また頭に灸をすえ、祈祷することによって 頭の魔を封じ 勝敗の鍵を握る夏の受験生の合格祈願とされる方もおられます。
午前中いっぱいまで 予約不要で随時受け付けております。1年で最も暑いとする土用丑の暑気払い・健康祈願にぜひお出かけ下さい。皆様のお越しをお待ち申し上げております
令和5年のほうろく灸は
7月30日(日)土用丑の日
午前8時〜正午12時(終了)
祈祷時間
午前8時・9時・10時・11時・12時(最終)
(予約不要)
祈祷料 参千円
※本堂入口にて御記帳・祈祷料受付をお済ませ頂き堂内へお入りください。
※なお ほうろく皿は時間が経つにつれ 大変暑くなります
ご心配な方は ヤケドなさらぬよう タオル等ご持参の上、ほうろく皿と頭の間にタオル等挟まれることを
お奨めいたします
※ほうろく灸を据える時間は人数によりますが概ね15〜20分程度、ご祈祷全体時間はおおよそ20〜30分前後となります。
※ほうろく皿を支えるのが心配な方・困難な方は介助致しますので、祈祷途中からでもお気軽に近くの者にお申し付け下さい
※写真撮影のみ、メディア報道関連につきましては予めご連絡いただきますようよろしくお願い申し上げます。